登山は、ビジネスでも恋愛でも人気がある趣味の一つです。
そのため、「登山を始めたい」という人も多いのではないでしょうか。
ただ、登山は始めるハードルが高いのも事実。
また、単なる趣味にも目標や達成感が必要、というのが猫田の考えです。
そこで、このページでは登山初心者が「登山が趣味」と言えるようになるまでの流れをロードマップ形式で解説します。
「関東で初心者向けの山に登りたい。」
「一人で登山をしてみたい。」
「どこまでできれば登山が趣味と言えるのか分からない。」
そんな方に向けて、初めての登山から脱初心者と言えるまでのステップを整理しました。
このページでわかること
- 「登山が趣味」と言えるようになるまでのステップ
- 登山脱初心者のメリット
- 脱初心者の目安
登山 脱初心者ロードマップの全体像

このロードマップでは、登山初心者が「登山が趣味」と言えるようになるまでの流れを、5つのステップで整理しています。
まずは事前準備を整え、初登山に挑戦します。
その後、複数の山を登りながら基本を身につけ、高山や富士登山にも挑戦。
最後は、自分で登りたい山を選び、自分の登山スタイルを見つけていく流れです。
大切なのは難しい山に登ることではありません。
準備・体力・山の歩き方・計画の立て方を、少しずつ身につけていくことです。
この章では、ロードマップ全体の流れを簡単に紹介します。
Step0:初登山前に準備しておきたいこと
登山を始める前に、まずは最低限の準備を整えます。
登山靴・ザック・レインウェアなどの基本装備、登山アプリ、山のルールやマナー、安全対策などを確認しておくステップです。
いきなり山に行くのではなく、「何を準備すれば安心して登れるか」を知るところから始めます。
こちらの記事で、詳細を解説します。
Step1:初めての登山に挑戦する
Step1では、実際に初めての登山に挑戦します。
最初の目的は、難しい山に登ることではありません。
登山の流れを知り、自分の体力や歩くペースを確認しながら、安全に帰ってくることが大切です。
関東在住の方向けに、初登山には「高尾山」をおすすめしています。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
Step2:基本を身につけるための日帰り登山
Step2では、2回目以降の登山で基本的な経験を増やしていきます。
急登、岩場、鎖場、長距離、天候の変化など、山によって必要になる感覚は少しずつ違います。
ここでは、日帰り登山を通じて「登山の基本技術」を身につけることを目指します。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
Step3:初めての高山に挑戦する
Step3では、標高の高い山に挑戦します。
低山とは違い、高山では気温差や天候の変化、空気の薄さなどを意識する必要があります。
また、高山病になりやすい人もいるので、自分の身体を知る目的もあります。
ここでは、2,500m以上の山を目安に、標高が上がると登山がどう変わるのかを経験します。
富士登山に向けた準備としても、大切なステップです。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
Step4:初めての富士登山に挑戦する
Step4では、富士登山に挑戦します。
富士山に登ったから脱初心者、というわけではありません。
ただ、登山が趣味だと話すと「富士山は登った?」と聞かれることは多く、登山を趣味として語るうえで是非登っておきたい山ではあります。
標高、寒さ、高山病、混雑、山小屋予約など、通常の日帰り登山とは違う準備も必要になります。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
Step5:自分で山を選ぶ練習をする
Step5では、自分で登りたい山を選ぶ練習をします。
有名な山やおすすめされた山に登るだけでなく、自分の体力、アクセス、コースタイム、季節、目的に合わせて山を選べるようになることが目標です。
ここまでできると、登山を一時的な体験ではなく、自分の趣味として続けやすくなります。
自分なりの登山スタイルを見つけるための最終ステップです。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
このロードマップで目指す「脱初心者」とは
このロードマップで目指す脱初心者は、難しい山に登れる人になることではありません。
もちろん、標高の高い山や有名な山に登る経験も大切です。
ただ、それ以上に大切なのは、自分の体力に合う山を選び、必要な準備をして、安全に登山を楽しめるようになることです。
ここでは、このロードマップで考える「脱初心者」の基準を整理します。
脱初心者=難しい山に登ることではない
登山の脱初心者というと、標高の高い山や難易度の高い山に登ることをイメージするかもしれません。
しかし、難しい山に登ったからといって、それだけで脱初心者とは言い切れません。
登山では無理をしない判断が最も大切です。
自分の体力や経験に合わない山を選んでしまうと、疲労や道迷い、下山の遅れにつながることもあります。
脱初心者を目指すうえで大切なのは、背伸びして難しい山に登ることではありません。
自分に合った山を選び、安全に登って帰ってくる経験を積むことです。
自分で山を選び、安全に登れることがゴール
このロードマップでは、自分で山を選び、安全に登れるようになることをゴールにしています。
具体的には、コースタイムや標高差、アクセス、天気、必要な装備を見て、無理なく登れる山かどうかを判断できる状態です。
最初は、おすすめされている山を選ぶだけでも問題ありません。
ただ、登山を続けていくなら、少しずつ自分で考える力も必要になります。
どのくらい歩けるのか。
どんな道が苦手なのか。
どの季節に、どんな山へ行きたいのか。
そうした感覚が身についてくると、登山は一気に自分の趣味として楽しみやすくなります。
富士登山は「登山を趣味として語るための代表的な経験」
このロードマップでは、富士登山も一つのステップに入れています。
ただし、富士山に登ったから脱初心者、という意味ではありません。
富士山は日本で一番有名な山です。
登山が趣味だと話すと、「富士山は登った?」と聞かれることも少なくありません。
その意味で、富士登山は登山を趣味として語るうえで、一度は向き合いやすい代表的な経験だと考えています。
一方で、富士山は気軽に登れる山ではありません。
標高が高く、寒さや高山病、混雑、山小屋予約など、通常の日帰り登山とは違う準備が必要です。
だからこそ、いきなり挑戦するのではなく、初登山、日帰り登山、高山の経験を積んだうえで、富士登山に進む流れにしています。
脱初心者になって得られること
登山の脱初心者を目指すメリットは、難しい山に登れるようになることだけではありません。
自分で準備し、自分で山を選び、安全に登れるようになると、登山の楽しみ方が大きく広がります。
ここでは、このロードマップを進めることで得られることを整理します。
「趣味は登山」と自信を持って言える
登山を始めたばかりの頃は、「趣味は登山です」と言っていいのか迷うこともあると思います。
数回登っただけで趣味と言っていいのか。
富士山に登っていないと、登山が趣味とは言いにくいのか。
そんなふうに考えてしまう人もいるかもしれません。
このロードマップでは、登山を趣味として楽しむために必要な経験を段階的に整理しています。
初登山を経験し、日帰り登山の基本を身につけ、高山や富士登山にも向き合い、最後は自分で山を選べるようになる。
そこまで経験できれば、「趣味は登山です」と自然に言いやすくなります。
誰かに認めてもらうためではなく、自分の中で納得して言えるようになることが大切です。
自分なりの登山の楽しみ方が見つかる
登山の楽しみ方は、人によって違います。
山頂からの景色を楽しむ人もいれば、静かな山道を歩く時間が好きな人もいます。
体力づくりとして登る人もいれば、山ごはんや装備選びを楽しむ人もいます。
最初は、「有名な山に登る」「初心者向けの山に行く」だけでも十分です。
ただ、経験を重ねていくと、自分がどんな登山に惹かれるのかが少しずつ見えてきます。
景色を重視したいのか。
歩きごたえのある山に行きたいのか。
人が少ない静かな山を歩きたいのか。
山小屋や山ごはん、装備のこだわりまで広げたいのか。
自分なりの楽しみ方が見つかると、登山は一度きりの体験ではなく、長く続けられる趣味になっていきます。
このロードマップの対象者
このロードマップは、これから登山を始めたい人や、登山を趣味として続けていきたい人に向けて作っています。
特に、初めての登山に不安がある人、一人で山に行ってみたい人、関東から行きやすい山で少しずつ経験を積みたい人を想定しています。
ソロ登山をしてみたい人
このロードマップは、基本的にソロ登山を前提にしています。
一人で登山をしてみたいけれど、何を準備すればいいか分からない。
どの山を選べばいいか不安。
一人で行って危なくないのか気になる。
そんな人に向けて、初登山前の準備から、山選び、装備、安全対策までを段階的に整理しています。
ソロ登山では、自分で判断する場面が多くなります。
だからこそ、いきなり難しい山に行くのではなく、準備と経験を少しずつ積み重ねることが大切です。
登山を趣味にしたい人
登山はビジネスの場でも恋愛の場でも人気の高い趣味です。
そのため、何らかの目的があって「登山を趣味にしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
ただ、何回くらい登れば趣味と言えるのか分からない。
どんな山に登れば、初心者から一歩進めるのか分からない。
そう感じている人も多いはずです。
このロードマップでは、初登山、日帰り登山、高山、富士登山、自分で山を選ぶ練習という流れで、登山経験を段階的に積んでいきます。
ただ山に行くだけでなく、少しずつできることを増やしていくことで、自信をもって「登山が趣味です」と言えるようになります。
関東在住の人
このロードマップでは、関東から行きやすい山を中心に紹介していきます。
高尾山、陣馬山、大菩薩嶺、赤城山、那須岳など、関東在住の人が日帰りや短い日程で挑戦しやすい山を紹介しています。
関東在住で、週末に少しずつ登山を始めたい人には、特に使いやすいロードマップになると思います。
関東在住以外の方には申し訳ないですが、おすすめの山はアクセスしやすい山に置き換えて読んでいただけると嬉しいです。
脱初心者までにかかる期間
脱初心者までにかかる期間は、登山に行く頻度や季節によって変わります。
このロードマップでは、Step1からStep5までを一気に進める必要はありません。
無理に短期間で詰め込むよりも、天気や体力、予定に合わせて、少しずつ経験を積んでいくことが大切です。
目安としては、2週間に1回くらい登れるなら約3か月。
1か月に1回くらいのペースなら、約6か月で一通りのステップを経験できます。
ただし、富士登山や高山は登れる時期が限られるため、始めるタイミングによっては1シーズン以上かかることもあります。
期間そのものよりも大切なのは、各ステップで何を経験したかです。
初登山で自分の体力を知る。
日帰り登山で基本を身につける。
高山や富士登山で、低山とは違う準備を経験する。
最後に、自分で山を選べるようになる。
こうした経験を積み重ねることで、少しずつ「登山を趣味として続けられる状態」に近づいていきます。
焦らず、安全に進めていきましょう。
まとめ
登山は、何度か山に登れば自動的に脱初心者と言えるものではありません。
大切なのは、自分の体力に合った山を選び、必要な装備を準備し、安全に登って帰ってこられるようになることです。

このロードマップでは、初登山前の準備から、初めての登山、日帰り登山の経験、高山、富士登山、自分で山を選ぶ練習までを5つのステップで整理しました。
最終的には、自分で山を選び、自分なりの登山の楽しみ方を見つけることを目指します。
焦らず、安全に続けていけば、きっと「趣味は登山です」と自信をもって言えるようになります。
まずはStep0の「初登山前に準備しておきたいこと」から確認し、無理のない範囲で少しずつ経験を積んでいきましょう。

